照ノ富士、序二段で春場所出場へ 元大関、幕下以下では初

照ノ富士

 大相撲の元大関で両膝のけがなどにより5場所連続休場し、西序二段48枚目にまで転落した照ノ富士(27)=本名ガントルガ・ガンエルデネ、モンゴル出身、伊勢ケ浜部屋=が春場所(10日初日・エディオンアリーナ大阪)に出場することが8日、決まった。日本相撲協会広報部によると、大関経験者が幕下以下で出場するのは初。

 8日の取組編成会議で初日に若野口(西岩部屋)との対戦が決定。照ノ富士の師匠、伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は万全な状態ではないとし、「関取返り咲きを狙っている。今場所はまず相撲を取ること。そこからだ」と話した。

 照ノ富士は2017年九州場所で関脇に転落。


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