2019年2月26日 17:52 | 無料公開
稽古ですり足をする貴景勝=大阪市生野区
大相撲春場所(3月10日初日・エディオンアリーナ大阪)で大関昇進が懸かる関脇貴景勝が26日、千賀ノ浦部屋が場所前の稽古を行う大阪市生野区の勝山高校で始動した。相撲は取らずに、四股やすり足など基本運動を入念にこなし「基礎を徹底的にして、力を出せる状態に持っていくようにした。(感触は)悪くないと思う」と納得の口ぶりだった。
先場所の千秋楽に右足裏を痛めたが、付け人を背負ってのスクワットなどで下半身強化に努め、ぶつかり稽古でもしっかりと足を運び、影響を感じさせなかった。27日には平幕逸ノ城が出稽古に訪れる予定で、調整のペースは上がりそうだ。