菅田将暉が10周年記念本 覚えられない?長タイトル

アニバーサリーブックを持ち笑顔の菅田将暉=東京都内

 俳優の菅田将暉が、デビュー10周年のアニバーサリーブック「誰かと作った何かをきっかけに創ったモノを見ていた者が繕った何かはいつの日か愛するものが造った何かのようだった。」(ワニブックス)の出版記念会見を、東京都内で開いた。

 10年の思い出を問われると「人との出会い」と語り、「上京したときって、東京に友人はいない。そこから仕事やプライベートで出会った人たちや、いろんな世界があることを知った」と振り返った。

 非常に長い書名については「まあ、そんな本があってもいいかな。この10年を一言で表せって方が無理だなという発想です」と解説。書名を言えるか追及されると「僕が書いたんだから、言えるに決まってるじゃないですか。疑ってるんですか?」とけむに巻いた。

 写真満載の一冊は、菅田へのロングインタビューと、菅田が「同世代で一緒に物作りを共有できる人たち」と評する太賀、二階堂ふみ、さらに「一番お世話になって尊敬している先輩」という山田孝之、小栗旬との特別企画で構成。

 二階堂との企画は“普通の高校生時代”がテーマで、衣装とメークで高校生になりきった。過去に熱愛報道があったことを指摘されると、「俺らからしたら、うわさもくそもない。友達と仲良くして何が悪いんだって話。本の中でも、そこをガンガンしゃべってます」と一笑に付した。

 DVD付きの通常版が3024円。


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