リュック・ベッソン監督訴追せず 仏、性的暴行容疑で告訴

2014年8月、「LUCY ルーシー」のプロモーションで訪れた韓国で記者会見するリュック・ベッソン監督=ソウル(AP=共同)

 【パリ共同】フランスの検察当局は25日、女優に性的暴行をしたとして告訴された映画監督リュック・ベッソン氏に対する捜査について、十分な証拠がないとして訴追せずに終了することを決めたと明らかにした。フランスのメディアが伝えた。

 女優のサンド・バンロイさんがホテルで暴行されたとして昨年5月に告訴したが、ベッソン氏は容疑を否定していた。ベッソン氏の弁護士は「ベッソン氏は検察の決定に満足している」とのコメントを発表した。

 バンロイさんはベッソン氏と約2年間親密な関係にあり、調べに対し、不同意の性行為が4度あったと述べたという。


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