2019年2月23日 16:55 | 無料公開
東京大学の赤門=東京都文京区
国公立大の2次試験が25日の前期日程を皮切りにスタートする。前期日程は167大学579学部で実施される。志願者は25万8535人で、募集人員に対する倍率は昨年と同じ3・2倍。
中後期日程も含む学部系統別の志願状況では、人文・社会系の倍率が昨年より0・2ポイント高い5・1倍で、近年の文系人気が続いている。
大手予備校河合塾の分析によると、このうち前期日程では「文・人文」や「法・政治」に関する学部の倍率が上がり、昨年志願者が多かった「経済・経営・商」はやや下がった。
一方、理系では、理学部や農学部の倍率が上昇し、工学部や医学部は下がった。