2019年2月23日 06:43 | 無料公開
【ブリュッセル共同】米ブルームバーグ通信は22日、欧州連合(EU)高官の話として、トランプ米政権が自動車に追加関税を課せば、EUは建設機械大手キャタピラーなど著名米企業の製品に報復関税を発動する方針を固めたと報じた。
EUは同日、ルーマニアで非公式貿易相理事会を開催。EUの通商閣僚に当たるマルムストローム欧州委員は記者会見で「対抗措置のリストづくりの準備を内部で始める」と述べた。
報復はほかに事務機器大手ゼロックス、旅行用かばん大手のサムソナイトの製品などが対象。ロイター通信によると、リストは企業名ではなく、報復関税の対象となる物品を列挙する。