五輪へ、今夏に交通量抑制テスト 計20日間

 政府の2020年東京五輪・パラリンピック推進本部と東京都、大会組織委員会は22日、大会本番を見据え、企業や行政機関の協力を得て都内の道路交通量を減らす「交通需要マネジメント(TDM)」のテストを、今年7月22日〜8月2日と、8月19〜30日の平日計20日間で実施すると発表した。

 当該期間を「集中取り組み期間」とし、本番同様、企業などに夏期休暇や有給休暇の取得の奨励、時差出勤やテレワークの実施、物流の抑制などを呼び掛けることを想定している。具体的な内容は4〜5月をめどに発表する。

 来年に向けて協力の機運を高め、企業に具体的な準備を進めてもらう狙い。


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