イスラム系暫定政府が発足 比大統領、議員80人を任命

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暫定政府議員を任命後、写真撮影に応じるフィリピンのドゥテルテ大統領(前列中央)ら=22日、マニラ(共同)

 【マニラ共同】フィリピンのドゥテルテ大統領は22日、首都マニラのマラカニアン宮殿(大統領府)で、2022年に南部ミンダナオ島に発足するイスラム自治政府の前身に当たる暫定政府の議員80人を任命した。暫定政府が事実上発足し、権限の移行や立法作業が本格化する。

 ミンダナオ島では独立を求めるイスラム勢力と中央政府の戦闘が40年以上にわたって続いたが、恒久和平実現に近づいた。ただ、独立を強硬に主張する一部勢力がいるほか、行政ノウハウの不足もあり、移行作業が円滑に進むかどうかは予断を許さない。