沖縄、24日県民投票 辺野古移設に直接審判

埋め立て工事が進む沖縄県名護市辺野古沿岸部=16日(小型無人機から)

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設を巡る県民投票は、24日投開票される。一部の離島は23日投票。選挙と異なる形で、辺野古移設の賛否に絞って県民が直接審判を下すのは初めて。国に法的拘束力はないが、示された民意にどう対応するかが焦点だ。移設工事について岩屋毅防衛相は22日の記者会見で、埋め立て予定海域の軟弱地盤対策のため、一定程度、長期化するとの認識を示した。

 投票は、「賛成」「反対」「どちらでもない」の三つの選択肢からいずれか一つを選ぶ。投票条例は、最多の選択肢が4分の1に達すれば、知事は結果を首相と米大統領に通知すると定める。


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