山形で6歳未満女児が脳死と判定 11例目、岡山大などで臓器移植

 日本臓器移植ネットワークは22日、病気が原因の低酸素性脳症で山形県内の病院に入院していた6歳未満の女児が21日午後5時27分、臓器移植法に基づく脳死と判定されたと発表した。家族が臓器提供を承諾した。6歳未満の脳死の公表は11例目。

 心臓は国立循環器病研究センター(大阪)で10歳未満の女児、肺は岡山大病院で10歳未満の女児、肝臓は国立成育医療研究センター(東京)で10代男性、膵臓と片方の腎臓は藤田医大病院(愛知)で50代男性、もう片方の腎臓は東京都立小児総合医療センターで10歳未満の男児にそれぞれ移植。小腸は医学的理由で断念した。


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