2019年2月22日 16:51 | 無料公開
杉本昌隆八段
最年少将棋プロの藤井聡太七段(16)の師匠、杉本昌隆七段(50)は22日、テレビ棋戦の対局に勝ち、規定により同日付で八段に昇段した。七段に昇段後、公式戦で190勝目を挙げた。プロ棋士の八段は、最高の九段に次ぐ段位。
杉本八段は名古屋市出身で、1990年にプロ入り。名人挑戦者を決める順位戦では最上位のA級の一つ下、B級1組に在籍した実績がある。
藤井七段は杉本八段に弟子入りし、2012年にプロ棋士養成機関の奨励会に入会。16年10月、最年少の14歳2カ月でプロとなった。
両者は3月5日の順位戦のC級1組で、32年ぶりの師弟アベック昇級を目指している。