ナチス協力発言巡り対立 イスラエルとポーランド

イスラエルのネタニヤフ首相(右)とポーランドのモラウィエツキ首相=14日、ワルシャワ(ロイター=共同)

 【エルサレム共同】第2次大戦中のナチス・ドイツによるホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)を巡り、イスラエルとポーランドの関係が悪化している。イスラエルの閣僚らが「ポーランド人のナチスへの協力」に関する発言をしたためだ。ポーランドのモラウィエツキ首相は「受け入れられない」と反発。予定されたイスラエル訪問を中止し、公式な謝罪を求めている。

 事の発端はイスラエルのメディアが15日、ネタニヤフ首相がポーランド訪問中に「ポーランド人はホロコーストに加担した」という趣旨の発言をしたと伝えたことだった。


  • LINEで送る