広島の住宅に86歳男性遺体 強盗殺人容疑で捜査

強盗殺人事件が起きた現場の住宅=20日午後、広島市

 20日午前6時35分ごろ、広島市中区の無職植松一広さん(86)宅で、植松さんが倒れているのを妻(88)が見つけ119番した。首などを切られており、救急隊が死亡を確認。かばんに物色された形跡があり、広島県警は強盗殺人事件と断定し広島中央署に捜査本部を設置した。

 県警によると、植松さんは1階の廊下で部屋着姿のまま倒れていた。首に刃物のようなもので切られた傷があり大量に出血していた。遺体の状況から19日夕から20日朝の間に殺害されたとみられる。

 住宅は元旅館で、植松さんと妻は2人暮らし。近所の住民によると、最近は2人を外で見かけることがほとんどなかったという。


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