国公立大確定倍率、微増4・7倍 2次試験

大学入試センター試験の会場に向かう受験生ら=1月19日、東京・本郷の東京大学

 文部科学省は20日、今年の国公立大2次試験の確定志願者数が昨年から4128人増の46万9836人だったと発表した。募集人員に対する倍率は昨年より0・1ポイント増の4・7倍だった。志願者数、倍率ともに、1990年の大学入試センター試験開始以降で最低だった昨年と比べて微増した。

 国立大(82大学393学部)の志願者は33万153人で、倍率は昨年と同じ4・2倍。公立大(88大学198学部)は13万9683人で、倍率は昨年と同じ6・3倍だった。

 学部系統別では、人文・社会系が5・1倍で、昨年から0・2ポイント増え、近年の文系人気の高まりを反映した。


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