新日鉄住金、宗岡会長は相談役に 製鉄所長も交代

 新日鉄住金は20日、宗岡正二会長(72)が4月1日付で取締役相談役に就任すると発表した。6月の株主総会後に取締役を外す。社名を日本製鉄に変更するのに合わせ、橋本英二副社長(63)が社長に昇格し、進藤孝生社長(69)が会長に就くことに伴う措置。3製鉄所の所長も交代させる。

 新日鉄住金は1月に橋本氏らのトップ人事を公表した際、宗岡氏の処遇は未定と説明していた。同社の相談役は、宗岡氏と元社長である友野宏氏(73)の2人となる。

 常務執行役員に昇格する相馬秀次執行役員(57)が名古屋製鉄所(愛知県東海市)の所長に就く。


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