スターフライヤー、31便欠航 機体不具合、3500人に影響

スターフライヤーのエアバスA320旅客機=2013年

 スターフライヤーの運航便で17日、2機に相次いで不具合が生じたため、4日間で計31便が欠航し、計約3500人の乗客に影響が出たことが20日、同社への取材で分かった。21日からは通常運航に戻る見込みという。

 スターフライヤーによると、17日に、中部空港発の機体で、駐機場を出た直後に左エンジンに不具合が生じる事態が起きた。山口宇部空港から出発する別の機体でも、出発前の点検で前脚の不具合が判明した。

 機体はいずれもエアバスA320。同社は計12機を保有し、通常は11機で運航を回している。トラブルがあった2機の整備に時間を要し、他の路線にも欠航が及んだという。


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