空自戦闘機がレーダーから消える 山口沖の日本海

航空自衛隊のF2戦闘機=青森県三沢市

 20日午前9時18分ごろ、山口県沖の日本海で、訓練のため飛行していた航空自衛隊のF2戦闘機1機の機影がレーダーから消えた。防衛省によると、空自が捜索した結果、搭乗していた2人は洋上で見つかり、ともに意識があるという。戦闘機は墜落したとみられる。

 戦闘機は福岡県の築城基地に所属。20日午前8時48分に離陸し、計3機で訓練中だった。見つかった1人は、午前10時16分に救助され、空自ヘリに収容された。その後、別の1人も救助された。

 岩屋毅防衛相は同日の衆院予算委員会で「地元の皆さまに不安を与え申し訳ない。原因究明した上で再発防止に努める」と述べた。


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