阪神・ガルシアが初の打撃投手 「思ったより良かった」

打撃投手を務める阪神・ガルシア=宜野座

 阪神の新戦力、ガルシアが初めてフリー打撃に登板した。植田と売り出し中のルーキー木浪(ホンダ)を相手に27球を投げ、安打性の当たりはわずか1本。昨季に中日で13勝をマークした実力の一端を示し「思ったより良かった。全ての球種を投げて、全部いい感じだった」と笑みを浮かべた。

 打撃投手を務めた後にはブルペンで40球を投げ込み「2月中にゲームで投げると思う。どの球種も精度を上げていきたい」。意欲的な姿勢のサウスポーと握手を交わした矢野監督も「打球が全然上がっていないもんね。頼もしい。(勝ち星などを)計算しやすい」と頬を緩めた。(宜野座)


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