2019年2月19日 16:46 | 無料公開
記者会見で現役続行を表明したWBOフライ級前王者の木村翔=19日、東京都文京区の後楽園ホール
世界ボクシング機構(WBO)フライ級前王者の木村翔(青木)が19日、東京都内で記者会見し、現役続行を表明した。昨年9月に田中恒成(畑中)に敗れ、タイトルを失った30歳の木村は「今年中にチャンピオンベルトを巻きたい。チャンスがあればどの階級でも闘う」と決意を語った。再起戦は3月下旬に中国・上海での実施が有力視される。
激闘となった田中戦後は引退を考えた。しかし周囲から激励の声を受け、再びリングに上がることを決断。2017年に中国のスター選手、鄒市明を破った木村は同国でも人気が高い。短文投稿サイト「微博」に再起を求める投稿があり、励みになったという。