拒絶されないiPS作製 移植治療の費用低減も

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 人間の人工多能性幹細胞(iPS細胞)を遺伝子操作することで、本人以外に移植しても免疫に拒絶されず定着できるようになるとの実験結果を、米カリフォルニア大のチームが18日、米科学誌ネイチャーバイオテクノロジーに発表した。

 再生医療にiPS細胞を利用する場合、患者一人一人から移植用の細胞を作ると多くの時間や費用がかかる。今回の手法が応用できれば、少数の健康な人が提供したiPS細胞を、免疫を抑える薬なしで多くの患者に移植することが可能になる。チームは「費用の低下につながる」と話した。