熊原“養成ギプス”で投球 DeNAの2軍キャンプ

 DeNAの2軍キャンプに参加している熊原が珍練習を披露した。ブルペンに入ると、両太ももからすね辺りまでを、ユニホームの上から包帯状のものでぐるぐる巻きにして固定。膝が曲がらない状態のまま15球を投じ、特製の“ギプス”を外してまた15球を投げた。

 膝が折れてつま先に体重が乗る悪癖を修正するのが目的で、大家投手コーチの発案だという。昨季は1軍での登板がなく、4年目の飛躍を狙っている。「プロ選手みんなができている動きが、僕はできていない。今の時期にいろいろ試したい」と課題である制球の向上に取り組んでいる。(嘉手納)


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