茨城・東海第2再稼働で厳しい声 30キロ圏説明会が水戸で終了

水戸市で開かれた住民説明会=17日

 日本原子力発電東海第2原発(茨城県東海村)が再稼働に向けた審査をクリアしたことを受け、県が30キロ圏内の6カ所で主催する住民説明会が17日、最終回の水戸市で開かれた。質疑応答で参加者から「本当に安全なのか」「事故時に市民の安全をどう守るのか」などと厳しい声が相次いだ。

 県によると、1月13日の東海村を皮切りに那珂市、常陸太田市など全6回の説明会の参加者は計753人。県は、3月15日まで募集する安全対策への意見とともに、一連の説明会で出た声を県独自の安全性検証に反映させる。この検証を参考に、再稼働への同意の是非を判断する方針だ。


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