宮城の教師、おびえるような指導 高1生徒自殺で複数回答

 宮城県工業高(仙台市)1年の男子生徒(15)が昨年8月に自殺した問題で、県教育委員会が設置した第三者委員会の会合が17日開かれた。委員の長谷川啓三東北大名誉教授は報道陣の取材に、全校生徒を対象としたアンケートで、男子生徒が教師から、おびえるような指導をされているのを見たとの回答が数件あったと明らかにした。

 男子生徒の父親が出席。取材に「先生が自分の子どもを入れたいと思えるような学校作りをしてほしい」と記した母親の手紙を代読した、と説明した。会合は一部を除き非公開だった。


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