和歌山・南部梅林が見頃 ほぼ満開、丘陵彩る

和歌山県みなべ町で見頃を迎えた南部梅林=17日

 南高梅の産地として知られる和歌山県みなべ町晩稲の南部梅林が見頃を迎え、多くの観光客でにぎわっている。運営する「梅の里観梅協会」によると、17日にほぼ満開となり、丘陵を白い花が彩っている。3月3日まで見られる。

 南部梅林は「一目百万、香り十里」がキャッチフレーズ。世界農業遺産「みなべ・田辺の梅システム」の認定地に含まれ、約200ヘクタールに約9万本の梅が栽培されている。

 家族で訪れたみなべ町の会社員中山義康さん(37)は「一目百万といわれるだけあって、目に入ってくる花の量は日本一だろう。良い香りもする。好天で来て良かった」と笑顔を見せた。


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