将棋の藤井七段、朝日杯2連覇 羽生九段以来2人目

第12回朝日杯オープン戦で史上2人目の2連覇を果たし、笑顔の藤井聡太七段=16日午後、東京都千代田区

 将棋の最年少プロ、藤井聡太七段(16)は16日、東京都千代田区で指された第12回朝日杯オープン戦の決勝で、タイトル保持者の渡辺明棋王(34)を破り、羽生善治九段(48)に次いで同棋戦史上2人目の2連覇を果たした。藤井七段の棋戦優勝は、昨年10月の新人王戦以来3度目。

 藤井七段は16日の準決勝で、第1回覇者の行方尚史八段(45)を破り、決勝に進んでいた。前回は佐藤天彦名人(31)や羽生九段、広瀬章人竜王(32)らを破り、最年少の15歳6カ月で棋戦優勝を飾った。朝日杯でこれまで連続優勝を飾ったのは羽生九段のみで、2014年から3連覇を達成した。


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