西成に「大阪中華街」構想 中国人団体ら会合

「大阪中華街」の構想エリアに含まれる飛田本通商店街=15日午後、大阪市西成区

 大阪の中国人の団体が中心となって、大阪市西成区で「大阪中華街」をつくる構想が進んでいる。大阪市内の中華料理店で15日、会合が開かれ、構想の具体案が示された。担当者は「今の西成は元気がない。多くの人が訪れる観光の拠点にして、活気づけたい」と意気込む。

 構想を進めるのは、大阪府の中国人不動産関係者らでつくる一般社団法人「大阪華商会」(西成区)。構想では、空き店舗が目立つ西成の商店街に、計約100軒の中華料理店や雑貨店、文化施設などを、2025年大阪・関西万博までにオープンすることを目指す。中国式の大きな門も設置する計画だ。


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