自民、統一選政策「改憲に道筋」 地方創生も訴え

 自民党が統一地方選で打ち出す政策の概要が15日判明した。憲法について「国民世論を喚起し、新しい時代に即した憲法改正の実現に道筋を付ける」と明記。観光を「地方創生の切り札」と位置付け、訪日外国人客増加による恩恵を「地方の隅々まで行き渡らせる」と訴える。アベノミクスによる経済再生も掲げた。政策パンフレットにまとめ、支持を呼び掛ける。

 全体構成は(1)経済再生(2)地方創生(3)災害に強い国造り(4)人生100年時代に向けた人・社会づくり(5)国の基盤を強化し国益を守る―の5本柱。憲法改正は、「国益」の項目を設けて、改憲を進める姿勢を地方選でも明確に示す。


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