2019年2月15日 11:43 | 無料公開
【北京共同】中国国家統計局は15日、1月の消費者物価指数(CPI)が前年同月比で1・7%上昇したと発表した。伸び率は昨年12月と比べて0・2ポイント低下した。前月比で低下するのは3カ月連続で、1年ぶりの低水準となった。景気減速の影響で需要が低迷し、物価が上がりにくい状況になっている。
品目別では、自動車などの交通関連商品が1・8%のマイナスとなった。新車需要が低迷し、値引き合戦が激化しているためとみられる。ガソリンなど交通燃料も下落した。
同時に発表した1月の工業品卸売物価指数(PPI)は0・1%上昇した。