2019年2月9日 19:07 | 無料公開
9日、ソウルの韓国外務省で李度勲・朝鮮半島平和交渉本部長(左端)と会談する米国のビーガン北朝鮮担当特別代表(右端)(共同)
【ソウル共同】ベトナムの首都ハノイで27、28日の開催が決まった米朝首脳再会談の調整に向け、朝鮮半島訪問中の米国のビーガン北朝鮮担当特別代表は9日、ソウルで日韓両国の高官と会談した。8日に終えた平壌での実務協議を踏まえ、北朝鮮から譲歩を引き出すために非核化の見返りに北朝鮮が求める「相応の措置」での日米韓3カ国協調を模索するとみられる。
首脳再会談までに北朝鮮から具体的な非核化措置を引き出す狙いがある。ビーガン氏は最近、朝鮮戦争の終戦宣言や経済支援に応じる可能性を示唆しており、協力を求めた可能性もある。再会談に向けた関係国の動きが活発化してきた。