新種エビを舌でも楽しんで、福島 水族館で試食会

「シラユキモロトゲエビ」の炭火焼き=9日、福島県いわき市のアクアマリンふくしま

 福島県いわき市の水族館アクアマリンふくしまで9日、1月に新種と公表されたばかりで、世界初展示中の白いエビ「シラユキモロトゲエビ」などを入場者らが試食するイベントがあった。

 高級すしネタとして知られるラウスブドウエビの仲間だが、水揚げされても雑魚扱いされることが多く、新種エビの認知度や価値を高めようと同館が企画した。

 新種エビの研究に携わった飼育員日比野麻衣さん(33)が講演し、エビに関するクイズに正解した約40人が炭火焼きにして味わった。同市の会社員大野円花さん(26)は「濃厚な味で日本酒にも合いそう。また機会があったら食べてみたい」と話した。


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