写真家の長野重一さんが死去 大林宣彦監督の映画の撮影も

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死去した長野重一さん

 戦後日本の代表的なドキュメンタリー写真家だった長野重一(ながの・しげいち)さんが1月30日午前4時6分、慢性腎不全のため東京都目黒区の病院で死去した。93歳。大分市出身。葬儀は近親者で行った。喪主は長男善樹(よしき)氏。

 「週刊サンニュース」「岩波写真文庫」を経て、1954年にフリーに。経済成長で変貌する戦後の日本社会を批評的に捉えた写真で高く評価された。代表作に「ドリームエイジ」「遠い視線」など。大林宣彦監督の映画の撮影なども手掛けた。93年に紫綬褒章。

 岩波時代に撮影した被爆後の広島の写真を収めた写真集が近年刊行され、話題となった。