土石流、広島市で周期的に発生 数百年間隔、地質調査で判明

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2014年8月、局地的な豪雨による土石流の被害を受けた広島市安佐南区の住宅街

 2014年8月に大規模な土石流が起きた広島市安佐南区の周辺で、過去2千年に土石流が7回、周期的に起きていたことを山口大の鈴木素之教授(地盤工学)らが地質調査で突き止めた。間隔は各地点の地形や地質で異なり、150〜400年。この間、山間部の渓流に土砂がたまっていき、大雨を機に一気に流れ出したとみられる。

 鈴木教授は「災害の履歴で、次の発生までの切迫度が分かる。周期を知れば、事前対策にもつながる」と話している。

 調査は土石流が発生した八つの渓流の下流域で行った。地層の構造を詳しく観察し、含まれる放射性炭素から年代を分析。土石流がいつ起きていたかを推定した。