平成筑豊鉄道、深紅色の観光列車 地元食材でフランス料理

平成筑豊鉄道が運行を始める観光列車「ことこと列車」の内装

 福岡県の第三セクター、平成筑豊鉄道(福智町)の昼食付き観光列車「ことこと列車」が完成し、同町で報道陣に公開した。沿線の田園風景などが映り込むように磨いた深紅色の車体が特徴で、JR九州の豪華寝台列車「ななつ星in九州」を手掛けた水戸岡鋭治氏がデザインした。3月21日に運行を始め、土日と祝日に1日1本走らせる。

 車窓を楽しみながら、地元食材を生かしたフランス料理を味わうことができる。平成筑豊鉄道は業績が低迷しており、観光客を呼び込む起爆剤にしたい考えだ。

 料金は1人当たり1万4800円。2月12日からJTBを通じて電話と特設ウェブサイトで予約を受け付ける。


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