岐阜の豚コレラ、防疫作業完了 死骸埋却や施設を消毒

1月30日、岐阜県本巣市の養豚場で行われた殺処分

 岐阜県は1日、7例目の豚コレラが発生した同県各務原市の養豚場から出荷した子豚が感染していた同県本巣市の養豚場で、全約780頭の死骸埋却や施設の消毒などの防疫作業を完了した。

 本巣市の養豚場は、各務原市の養豚場から子豚80頭を1月17日に搬入。各務原市の養豚場で同29日に感染が判明したことを受けた県の検査で、30日に複数の豚から陽性反応が出た。

 県は、各務原市の養豚場で感染した可能性が高く、感染拡大の危険性は低いと判断。半径10キロ圏内の施設に出荷などを禁じる搬出制限などは設定していない。


  • LINEで送る