2019年1月25日 16:51 | 無料公開
文部科学省は25日、教員の長時間労働是正に向けた中教審答申を受け、省内に「学校における働き方改革推進本部」を設置した。29日に初会合を開き、答申で盛り込まれた教員の業務見直しなどを論議する。
答申は、文科省に対し、教員の業務範囲をさらに明確にするメッセージを出し、負担軽減に向けて家庭や地域社会の理解や協力を得る役割を果たすよう求めている。改革推進本部では、この要請への対応のほか(1)学校に新たな業務を加える場合の従来業務の見直し(2)教員定数など条件整備―についても検討する。
文科省によると、改革推進本部は柴山昌彦文科相が本部長を務める。