秋田でインフルエンザの集団感染 2人死亡、病院や施設

 秋田県鹿角市の病院や小坂町の特別養護老人ホームでインフルエンザの集団感染が起き、入院患者の女性(86)と入所者の女性(97)が死亡していたことが24日、分かった。病院は大湯リハビリ温泉病院で、施設はサンホーム大石平。

 病院によると、今月12日以降、インフルエンザの感染が広まり、入院患者や職員計30人が感染。このうち心不全や肺炎の治療を受けていた女性が22日、急性腎不全で死亡した。女性は昨年11月にインフルエンザの予防接種を受けていたが、治療中だった心不全などの症状が重かった。

 施設では入所者や職員計13人が感染し、19日に女性入所者が死亡した。


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