特養でインフル37人感染、兵庫 90代女性死亡

 兵庫県南あわじ市の特別養護老人ホーム「すいせんホーム」で、入所者と職員計37人がインフルエンザに集団感染し、入所者の90代女性が発症後に死亡していたことが23日、県洲本健康福祉事務所などへの取材で分かった。同事務所は「持病の悪化が原因で、インフルエンザが直接の死因ではない」としている。

 ホームによると、感染したのは入所者25人と職員12人。8日に80代女性が最初に発症した。12日に発症した90代女性が14日に死亡。ホームは14日になって同事務所に集団感染を報告した。職員を含めて全員が予防接種を受けていたという。


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