2019年1月23日 07:08 | 無料公開
22日、スイスで開幕したダボス会議で演説するブラジルのボルソナロ大統領(AP=共同)
【ダボス共同】ブラジルのボルソナロ大統領は22日、スイス東部ダボスで始まった世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)で演説し「ブラジルはいまだに国際貿易で比較的閉ざされた経済であり、この状況を変えるのが政権の公約の一つだ」と述べ、自国経済の開放を進める考えを示した。
ボルソナロ氏はポピュリスト(大衆迎合政治家)的な姿勢で「ブラジルのトランプ」とも呼ばれるが、成長のために外国資本や投資を積極的に呼び込む姿勢を示した。
演説で同氏は「ブラジルは経済的危機にひんしている」と指摘し、改革を進める考えを強調した。