JR西、関空直通の新型特急検討 南海電鉄と共同開発も

JR西日本の特急「はるか」

 JR西日本が、大阪市中心部を南北に結び2031年春に開業予定の「なにわ筋線」などを通り、新大阪や京都方面と関西空港を直通運転する新型特急の導入を検討していることが22日、分かった。JR西の幹部が明らかにした。同じくなにわ筋線での運行を予定している南海電気鉄道と車両を共同開発することも選択肢の一つとして浮上している。

 共同開発は1社当たりのコスト削減が期待できる。JRと大手私鉄の車両の共同開発は極めて珍しいという。

 なにわ筋線は、新駅の北梅田駅から西本町駅(いずれも仮称)までをJR西と南海が共同運行する予定だ。


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