2019年1月20日 17:41 | 無料公開
子どもの健やかな成長や幸せを願う伝統行事「雛のつるし飾りまつり」に訪れた親子=20日午後、静岡県東伊豆町
静岡県東伊豆町の稲取温泉で20日、子どもの健やかな成長や幸せを願い、ウサギやサル、稲取名産のキンメダイなど布で作った色とりどりの人形を飾る伝統の「雛のつるし飾りまつり」が始まった。3月31日まで同町内の5会場で展示される。
江戸時代後期、高価なひな人形の代わりに、着物の端切れで親たちが手作りしたのが始まりとされる。会場の一つ「雛の館むかい庵」では約8800個が飾られ、華やかな雰囲気に。訪れた人は、鮮やかな飾りを写真に撮ったり、熱心に見入ったりしていた。