2019年1月19日 19:18 | 無料公開
樋口一葉
24歳で早世した明治時代の作家樋口一葉(1872〜96年)の代表作「たけくらべ」の直筆原稿が19日、東京都内でオークションに出品され、予想落札価格の1000万〜1500万円を上回る2100万円で落札された。落札者は、地方在住の個人コレクターの男性という。
競売を主催した「毎日オークション」によると、出品されたのは、400字詰め原稿用紙75枚をとじた和装本で、全文を掲載。文芸誌に発表後、別の文芸誌に再掲載するために一葉が清書したもので、借金の担保として編集者に預けていたが、一葉の没後、個人が所有していた。