魚の資源調査200種に 水産庁、管理強化へ4倍に拡大

 水産庁は継続的に資源を調査する魚種を2023年度までに現在の4倍に当たる200種程度に増やす方針を明らかにした。19年度は新たにスズキやノドグロ、イサキ、マコガレイなどの調査に乗り出す。豊富なデータを集めて的確な管理につなげ、資源量の落ち込みなどが確認された場合は維持や回復を目指す。

 養殖を含む日本の17年の漁獲量は430万トンで、ピークだった1984年から7割減った。乱獲などが影響したとみられ、資源管理の強化が課題となっている。

 昨年12月に関連法が成立した水産改革の一環。


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