伊方原発での車両事故報告に遅れ 愛媛県が四国電力に抗議

 愛媛県は18日、四国電力伊方原発(同県伊方町)で同日午前にクレーン付きトラックの横転事故があったのに、県への報告が約3時間後と遅かったとして四国電に抗議した。

 四国電によると、事故は18日午前8時に発生。原発敷地の屋外で、トラックの荷台からクレーンで鉄筋を降ろす作業中にトラックが横転。車外に作業員が3人いたが、けがはなかった。原発への影響もないという。四国電は事故原因を調べている。

 県によると、作業していた協力会社は、発生の約20分後に四国電に報告したが、四国電が県に報告したのは発生から約3時間後の午前10時54分だった。


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