大学生の就職内定率「過去最高」 昨年12月時点、87・9%

昨年10月1日、大手保険会社の採用内定式に臨む学生たち=東京・丸の内

 厚生労働、文部科学両省は18日、今春卒業予定の大学生の就職内定率が昨年12月1日時点で87・9%になり、この時期としては調査を始めた1997年春卒以降、過去最高となったと発表した。昨年同期比1・9ポイント増で、8年連続上昇した。

 男女別では男性87・5%、女性88・5%。文系が87・7%、理系が89・0%だった。地域別では関東が90・5%と最も高く、近畿89・9%、中部88・1%と続いた。最も低かったのは九州の80・5%。いずれの地域も昨年より上昇した。

 大学生の内定率は全国の国公私立大から62校を抽出し、対象の学生に聞き取りをし調べている。


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