アルコール検査せずに機長ら乗務 AIRDO、「失念していた」

 AIRDO(エア・ドゥ)は16日、今月14日の札幌発中部行きに乗務した機長や副操縦士らが乗務前の呼気アルコール検査をしなかったと発表した。飛行中に地上スタッフに連絡し、到着後の検査ではアルコールは出なかった。機長らは「失念していた」と説明しているという。

 同社の乗務前の検査は従来、乗務するパイロット同士が対面で体調を確認するだけだった。パイロットの飲酒不祥事が相次いだことを踏まえ、昨年12月から、全てのパイロットが機器による検査を受けることになった。


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