母親、10歳娘に万引手伝わせる 公判で「お金もったいない」

 仙台市内の量販店でおもちゃなど計約120点を盗んだとして窃盗罪に問われた女は15日、仙台地裁(田郷岡正哲裁判官)の初公判で「子どもに買ってやるお金がもったいなかった」と起訴内容を認めた。検察側は、女が昨年2月に万引しているところを娘(10)に見られて以来「繰り返し万引を手伝わせていた」と指摘した。

 地裁は娘の特定を避けるため、女の氏名や住所、生年月日などを非公表とした。

 起訴状によると、昨年6月と9月、仙台市の量販店2店舗でおもちゃやキャリーバッグなどを盗んだとしている。


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