東京円、108円台後半 

 連休明け15日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台後半で取引された。

 午後5時現在は、前週末比31銭円安ドル高の1ドル=108円64〜66銭。ユーロは24銭円高ユーロ安の1ユーロ=124円61〜65銭。

 東京市場の株価が上昇し、投資家の取引姿勢が積極的になって相対的に安全な資産とされる円が売られてドルが買われた。中国政府の景気対策への期待感が高まったことも円売りを後押しした。

 市場では英国の欧州連合(EU)離脱合意案を巡る採決に関し「どのような結果が出ても波乱は続く」(外為ブローカー)と警戒する声があった。


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