2019年1月15日 17:40 | 無料公開
国宝の銅鏡「人物画像鏡」を所蔵することで知られる和歌山県橋本市の隅田八幡神社で15日、小豆がゆで今年の稲作の豊凶を占う神事「管祭」があり、わせとおくてが豊作と出た。
午前5時すぎ、本殿前に設置した釜に宮司が米1升と小豆5合を入れて小豆がゆを炊き、それぞれにわせ、なかて、おくての印が付いた竹筒を沈めた。約10分後に取り出し、米と小豆の入り具合を見て占った。米が多かった筒の品種がその年に豊作になるとされる。
江戸時代中期から伝わる小正月の伝統行事。終了後、参拝者らには温かい小豆がゆと甘酒が振る舞われた。