三菱電機、AI搭載の冷蔵庫 扉開閉で生活パターン学習、制御

三菱電機が発売する、AIを搭載した冷蔵庫の新製品=15日、東京都内

 三菱電機は15日、人工知能(AI)を搭載した冷蔵庫の新製品を2月21日から順次発売すると発表した。扉の開閉データから生活パターンを学習・分析し、庫内の温度を自動制御する。

 新製品は「置けるスマート大容量・野菜室が真ん中」シリーズの計4種類。オープン価格だが、31万〜43万円前後を想定している。

 冷凍後の肉や魚が包丁で楽に切れる独自機能の設定操作にAIを活用する。従来は食品を庫内に入れるたびに設定が必要だったが、新製品は利用時間帯を大まかに予測し、自動で機能を作動させる。

 休日など生活パターンが異なる日にも対応できるという。月計1万5千台の生産を見込む。


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