「できる限り交渉進展」 首相、下旬の日ロ会談

 【ロンドン共同】安倍晋三首相は10日の日英首脳会談後の共同記者会見で、今月下旬のロシアのプーチン大統領との首脳会談について、北方領土問題を含む平和条約締結交渉を行うとした上で「できる限り交渉を進展させたい」と強調した。「相手があることなので、交渉の結果は予断できない」とも語った。

 北朝鮮との関係を巡り「次は、私が金正恩朝鮮労働党委員長と向き合わなければならない」と述べた。

 日朝首脳会談の実現に向けた水面下の交渉に関しては「北京の大使館ルートなどさまざまな手段を通じてやりとりを行っているが、交渉に影響する恐れがあるため、詳細は控える」とした。


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